Uncountableの原料属性は、原料または成分の情報や特性です。これらには、物理的特性(比重や沸点など)や化学的特性(分子量やポリマー含有量など)だけでなく、商品番号、サプライヤー、CAS番号、GHS危険記号、さらにはSDSやTDSファイルなどの情報も含めることができます。
インプットライブラリの「属性」タブで、現在の材料ファミリ内のすべての既存の属性を表示できます。
原料のページが分かりやすくなるように、属性を化学的属性や物理的属性などのカテゴリに整理できます。
原料に属性を追加するには、原料のページで「属性を追加」ドロップダウンから既存の属性を選択するか、「属性を追加」をクリックして新しい属性を作成します。
インプットの書き込み権限を持つユーザーのみが属性を作成および変更できます。
新しい属性を作成する場合は名前(A)を入力し、必要に応じてカテゴリ(B)を選択し、ドロップダウンから属性タイプ(C)を選択します(テキスト、数値、画像など)。
「新しい材料ファミリに自動的に追加」(D)オプションを選択すると、属性が新しい材料ファミリで自動的に利用されます。
他の既存の材料ファミリ間で属性を共有することもできます。これを行うには、「追加で登録するファミリ」ドロップダウンメニュー(E)で、属性を共有する材料ファミリを選択します。
別の材料ファミリに既に存在する名前で属性を作成することはできません。その場合、名前が既に存在するという警告が表示されます。属性が存在する材料ファミリに移動し、「追加で登録するファミリ」に目的の材料ファミリを追加します。
追加設定
「同じカテゴリのインプットを作成する際にはこの属性を表示する」オプションが有効になっている場合(F)、その属性を既に使用している別の材料と同じカテゴリの新しい材料を作成するときに、その属性が自動的に表示されます。
「全ての原料ファミリにおいて、新規でインプットを作成する際にはこの属性の入力を必要とする」オプションが有効(G)の場合、新しい原料を作成するときに属性フィールドに警告が表示されます。
- 「必須」を選択すると(I)、属性フィールドが赤色で表示され、必須の属性に値を追加しないと新しい材料を作成できなくなります。
- 「警告」を選択すると(J)、属性の値を追加するよう警告としてフィールドが黄色でマークされますが、値が入力されなくても原料は作成できます。
「デフォルトで原料属性を表示する」(H)を有効にすると、新しい材料を作成するときに常に属性が表示されます。
「集計の作成 」(K)ではロットに存在するアウトプットやメタデータなどのエンティティを選択できます。そのため属性が計算で使用される場合、その計算でロット値も集計されます。このオプションは、ロット関連情報と一致する名前の属性を編集するときに使用できます。
たとえば、理論上の純度となる属性「Purity」と、ロットごとに測定されるアウトプットの「Purity」がある場合、「Purity」属性が平均(L)を使用してアウトプットの「Purity」を集計するように設定されている場合、「Purity」属性が使用される計算ではロットの純度の平均が考慮されます。