Uncountableでは、データエンティティやデータエンティティのインスタンスをシステムから削除したい場合がよくあります。これは、誤って作成されたものであったり、フィールドが不要になったり、その他いくつかの理由が考えられます。しかし、Uncountableは重要な科学データを保存するためのツールであり、その中には重要な研究に使用され、何年もそのままにしておく必要があるものもあります。そのため、プラットフォーム全体を通してほとんどの場合、完全な削除ではなく、「アーカイブ」オプションを使用してエンティティを削除します。
削除ではなくアーカイブを使用するのは、特に以前のデータを保護するためであり、また将来必要となる可能性のあるフィールドをユーザーが誤って削除しないようにするためです。さらに、GxP環境の顧客の場合、監査目的でエンティティを削除できないようにする必要があります。
Uncountable内のフィールド(原料、工程条件、実験ワークフロー、実験など)をアーカイブする場合、アーカイブの効果は通常次のようになります。
- そのフィールドは新しい実験では使用できなくなります。
- そのフィールドを使用していた以前のデータはそのまま残ります。
- アーカイブされたフィールドは、デフォルトではリストテーブルで非表示になり、フィルターやチェックボックスを外すと表示されます。
- アーカイブされたフィールドは、管理者によって使用可能なライブラリに追加されます。
- アーカイブされたフィールドは、ツール内で検索/フィルター/プロットで使用できなくなります。
通常、削除操作を行うと、システムから完全に削除されるため、誤って削除した場合、以前のデータの有効性が損なわれる危険性があります。アーカイブ機能を利用することで、ユーザーは以前のデータを損なうことなく、今後も「クリーン」な環境を維持することができます。
左側のチェックボックスを使用して特定のフィールドを選択し、アーカイブ機能を使用することで、すべてのライブラリフィールド(原料、工程条件、アウトプット)を一括でアーカイブすることができます。
原料/アウトプットの詳細ページから、ページ上部の歯車アイコンにある「アーカイブ」オプションを選択することもできます。
デフォルトのリストテーブル、または実験にフィールドを追加する際のモーダルでは、フィールドのアーカイブステータスを選択するフィルターが表示されます。このフィルターは必要に応じて削除でき、Uncountable チームによる特別な設定により、これを永続的なフィルターにすることができます。
1つまたは複数の実験を削除したい場合は、処方の入力ページまたはアウトプットの入力ページから[削除]ボタンをクリックしてください。必要に応じて、上の「操作を検索」バーでこのボタンをいつでも検索することができます。
実験を削除する場合は、追加の確認として、「削除」という単語を入力することを求められることに注意してください。
注意:削除された実験は、実際にはアーカイブされ、これらの実験はUncountable管理者によって復元可能です。
プロジェクトを削除したい場合、「削除」と「アーカイブ」の2つのオプションが表示されます。「削除」はフォルダ自体を削除するだけで、中の実験は削除されません。それらは最も近い親プロジェクトか、すべてのプロジェクトフォルダに移動されます。
プロジェクトをアーカイブすると、そのプロジェクトの表示のオン/オフを切り替えることができます。