原料ロットでは、ロット固有の特性や分析証明書を含め、サプライヤーから受け取る原料の特定のバッチを追跡できます。
ロットリストからのロットの作成
1. 新しい原料ロットを作成するには、入力/出力>ロットを選択してロットページに移動します。
2. ロットリストページから、「+ロットを追加」を選択します。
3. 「ロットを追加」ページ内で、ドロップダウンメニューからロットを作成する原料を選択します。
4.ロット名に名前を入力します。
5. 次に、ユーザーは次の 2 つのタブのいずれかを使用できます。
新しいロット詳細: 特定の処方に直接対応するのではなく、原料のバッチを表すロットを作成するときに使用されます。「新しいロット詳細」を選択すると、事前に設定したオプションのフィールドに値を入力するように求められます。以下の項目は、例になります。
- COAファイル:分析証明書 (COA) のファイルをアップロードします
- コスト:関連付けるコストを入力します。
- 顧客ラベル:顧客ラベルのファイルをアップロードします。
- 有効期限:ロットの有効期限を指定します。
- 純度:原料の純度レベルを入力します。
- SDSファイル:安全データシート (SDS) のファイルをアップロードします。
- ステータス:ロットを「アクティブ」または「非アクティブ」としてマークします。
注:「編集 Experiment メタデータのフィールド」 ページで 、各メタデータの「設定」にて[Show for Lots when Blank]が有効になっている場合に、このモーダルにメタデータのフィールドが表示されます。ロットの詳細を設定する方法については、以下の「実験メタデータの編集」セクションを参照してください。
ロットとして処方を使用:新しいロットを既存の処方に直接リンクすることで、ロットの作成を簡素化します。処方の詳細には、ロット情報が自動的に入力されます。ロット作成に処方を使用するには、リストを検索し、ロットとして使用する処方を1つ選択します。
6. 「ロットを追加」をクリックして保存します。
これにより、処方入力ページに移動します。遷移後の画面にて、実験のメタデータを表示および編集できます。ページ上部には、このロットを使用した処方の数も表示されます。
ロットのラベルとバーコードを表示するには、アウトプットページのActionタブに移動し、「Labels」を選択します。
原料詳細ページからロットを作成する
原料の詳細ページには、ロットを含む、原料に保存されているすべての情報が表示されます。このページにアクセスするには、入力/出力>インプット>原料に移動します。次に、リストで原料を見つけて選択します。
原料の詳細ページから新しいロットを作成するには:
- 「ロット」セクションで、[+ロットを追加](オプション1)をクリックして、その原料の新しいロットを作成します。
- デフォルトのロットを設定するには、「デフォルトのロット」ドロップダウン(オプション2)から選択します。
ロットワークフローの詳細は、ロットのデフォルト・ワークフローの設定を参照してください。
処方入力ページからロットを作成する
ロットは、処方入力ページから作成することもできます。まず、[ロット]列が表示されていることを確認します(オプション1)。次に、ロット列の空欄セルにあるプルダウン(オプション2)をクリックし、[新規原料ロット]を選択します。
「新しいロット詳細」または「ロットとして処方を使用」を入力し、 [ロットを追加]をクリックします。
ロットの実験メタデータの編集
原料ロットページから、ユーザーは実験メタデータフィールドを追加し、全体的なメタデータフィールド設定をおこなうことができます。これを実施するには、[+ メタデータを追加]をクリックし、ドロップダウンメニューから「Edit Fields」を選択して、「編集Experimentメタデータのフィールド」ページに移動します。
ロットへのメタデータフィールドの追加
1. ロットにフィールドを追加するには、[メタデータを追加]をクリックします。
2. ドロップダウンから追加のフィールドを選択するか、[Edit Fields]をクリックしてその他のオプションを表示します。
3. 追加したいメタデータを選択し、「設定」ドロップダウンメニューから「Show for Lots when Blank」を選択します。
4. 原料ロットページに戻ります。
5. ページの下部で、ユーザーは[フィールドを追加]をクリックし、[新規フィールドを追加]モーダルで新しいメタデータを作成することもできます。
実験メタデータのフィールドの編集
「編集 Experiment メタデータのフィールド」ページから、ユーザーはロットに関するメタデータフィールドを編集することもできます。
- ハンバーガ(三本の横の線)アイコンを使用して、メタデータフィールドを並べ替えます。
- ロックアイコンをクリックして、フィールドをロック/ロック解除します。
- フィールドの名前を変更するには、名前をクリックします。
- 「オプション」の[鉛筆アイコン]をクリックして、メタデータからIDフィールドに移行します。
- メタデータフィールドにメモを追加します。
- 設定を更新します(詳細については、以下の「メタデータフィールド」セクションを参照してください)。
- 赤い「X」をクリックしてメタデータフィールドを削除します。
メタデータフィールドの設定
[編集 Experiment メタデータのフィールド] ページでは、ヘッダー名「設定」にて各メタデータフィールドに対して以下の項目を有効にできます。
- Hide on Inputs:処方入力ページでフィールドを非表示にします。
- Hide on Outputs:アウトプット入力ページでフィールドを非表示にします。
- Display on Dashboard List:ダッシュボードのリスト項目でフィールドを表示します。
- Hide in Summary:比較ビューでフィールドを非表示にします。
- Show in Recipe Modals:処方をコピーするときにフィールドを表示します。
- Inherit from Parent Experiment:親実験に基づいて作成された子実験にフィールドを含めます。
- Show for Experiments when Blank:値がない場合でもフィールドを表示します。
- Show for Lots when Blank:フィールドを原料ロットテーブルに常に表示します。メタデータフィールドに対してこの設定を有効にすると、新しい原料ロットを作成するときに[ロットを追加]モーダルにも追加されます。
- Make Field Read Only:フィールドの編集を無効にします。
- Required for Naming:フィールド値は、実験名の生成に使用されます。
- Don’t Copy With Experiment:実験をコピーする際にフィールドの持ち越しを防ぎます。
- Add on Creation:新しい実験が作成されると、フィールドが自動的に追加されます。