ワークフローに追加できるアウトプットやアウトプットグループを制限する必要がある場合があります。例えば、親コーティング配合で個別のテストサンプルとして扱われる多層パネルを作成する場合などです。このような場合、pH、粘度、沈降などのすべての液体試験は親レシピで実施されなければならず、これらの結果は親レシピに保存されます。この構造をサポートするために、液体試験のアウトプットやアウトプットグループがテストサンプルに追加されないように実験ワークフローを設定することができます。代わりにパネルテストの結果が保存されます (逆の場合も同様)。
ワークフローのアウトプット/アウトプットグループを制限する方法
- パネルワークフローの「ワークフローを編集」ページを開きます。ナビゲーションバーの「入力/出力」→「ワークフロー」をクリックし、ドロップダウンリストからワークフローを選択します。
- [ワークフローを編集]をクリックします。
- アウトプット制限を設定します。ワークフローを編集サイドパネルの下部には、次の2つの設定オプションがあります。
- アウトプット Select Override(A):このワークフローを使用する実験のアウトプットページで使用できるアウトプットを決定する設定を選択/作成することができます。
- 出力グループ Select Override(B):このワークフローを使用する実験のアウトプットページで使用できるアウトプットグループを決定する設定を選択/作成することができます。
- 使用可能なアウトプットを制限するには、「アウトプット Select Override」ドロップダウンメニューから設定を選択/作成します。以下の例では、新しい設定を作成します。
- 新しい設定を選択/作成したら、[編集]をクリックします。
- アウトプット Select Overrideリスト設定にフィルタを追加します。
リストの設定モーダルから[フィルタ]クリックし、必要なフィルタを追加します。個々のアウトプットを制限するには、次の設定を使用します。「アウトプット」+「Identity」+「ではありません」+「制限するアウトプット」。実験をいくつかの選択したアウトプットのみに制限するには、次の設定を使用します。「アウトプット」+「Identity」+「含める」+「含めるアウトプット」。
以下の例では、新しいパネルワークフローを使用する実験で液体試験のアウトプット(pH、ブルックフィールド粘度、固形分)が追加されないように制限するリスト設定を作成しています。
- 使用可能なアウトプットグループを制限するには、「出力グループ Select Override」ドロップダウンメニューから設定を選択/作成し、[編集]をクリックします。
- アウトプットグループ Select Overrideリスト設定にフィルタを追加します。
リストの設定モーダルから[フィルタ]クリックし、必要なフィルタを追加します。個々のアウトプットグループを制限するには、次の設定を使用します。「アウトプットグループ」+「Identity」+「ではありません」+「制限するアウトプットグループ」。実験をいくつかの選択したアウトプットグループのみに制限するには、次の設定を使用します。「アウトプットグループ」+「Identity」+「含める」+「含めるアウトプットグループ」。
以下の例では、Viscosityアウトプットグループを使用して実験を制限するためのリスト設定を作成しています。アウトプットグループの作成の詳細については、アウトプットグループの作成の記事を参照してください。
注:モーダルにアウトプットグループが表示されない場合は、[リスト]→[カラムの設定]に移動し、アウトプットグループIdentity列を追加します。
- 設定が追加されると、ワークフローを使用するすべての実験は、アウトプット/アウトプットグループ Select Override設定に基づいたアウトプット/アウトプットグループを利用できるようになります。