プロジェクトの権限 

Uncountable では、プロジェクトの権限は複数のレベルで構成されます。プロジェクトの権限は、まずユーザーグループ権限に依存し、ユーザーグループ権限によってユーザーの基本アクセスレベルが定義されます。 

ユーザーグループの権限 

ユーザーグループの権限は材料ファミリに固有であり、それらのファミリ内のインプット、アウトプット、および実験に対するユーザーのアクセス権限を設定できます。 

プロジェクトの権限は、まず [ユーザー管理] ページで設定されたユーザーグループで管理できます。 

アウトプット 

  • 書き込み:アウトプットを表示および編集できます。 
  • 読み取り:アウトプットの表示のみが可能です。編集はできません。 

インプット

  • 書き込み:インプットを表示および編集できます。 
  • 読み取り:インプットの表示のみ可能です。編集はできません。 
  • なし:インプットの表示も編集もできません。

実験

  • なし:実験データにはアクセスできません。 
  • 読み取り (アウトプットのみ): 実験の測定値は表示できますが、処方は表示できません。 
  • 読み取り:実験の測定値と処方を表示できますが、編集することはできません。 
  • 書き込み (アウトプットのみ):実験の測定値を表示および編集できますが、処方を表示または編集することはできません。 
  • アウトプットの書き込み、インプットの読み取り:実験の測定値と処方を表示できますが、測定値の編集のみが可能です。 
  • 書き込み: 測定値と処方の両方を表示および編集できます。 

デフォルトでは、ユーザーには作成権限があり、新しいインプット、アウトプット、実験を表示、編集、作成することができます。ユーザーグループの権限の詳細については、データアクセスと権限(ユーザー管理)の記事を参照してください。 

プロジェクトの権限 

権限管理について理解すべき重要な概念は、権限は付加的なものであり、この基本的なユーザーグループアクセスレベルから、追加の権限を付与することはできますが、特定プロジェクトで権限を狭めることはできません。 

例えば、ユーザーがユーザーグループレベルで「読み取り」アクセス権を持っている場合、特定のプロジェクトに対する「書き込み」アクセス権を付与できます。ただし、ユーザーがユーザーグループレベルで「書き込み」アクセス権を持っている場合、特定のプロジェクトで「読み取り専用」に制限することはできません。「書き込み」アクセス権は、そのユーザーグループのすべてのプロジェクトに適用されます。 

プロジェクト権限の設定 

1. 「プロジェクトの権限」ページにアクセスする  

まず、権限管理をしたいプロジェクトが正しく選択できているか確認します。現在のプロジェクトは、画面の左下隅に表示されます(「Hannah Test」)。次に、自分の名前をクリックし、「プロジェクトの権限」を選択して「プロジェクトの権限」ページにアクセスします。 

「プロジェクトの権限」ページには、権限 (リスティング)、権限 (ユーザー)、権限 (ユーザーグループ) の 3 つのページがあります。「権限 (リスティング)」 には、このプロジェクトに対する権限を持つすべてのユーザーとユーザーグループ、およびそれらの特定の権限タイプが表示されます。 

2. 個々のユーザーに権限を付与する  

「権限(リスティング)」ページまたは「権限(ユーザー)」ページから個々のユーザーに権限を付与できます。 

個々のユーザーに権限を付与するには、[Add User Permissions] ドロップダウンから [権限を付与したいユーザー名] を選択します。次に、「権限」ドロップダウンでアクセスレベルを設定します。プロジェクトに新しい実験を追加する権限も付与する場合は、[実験の追加] のチェックボックスをオンにします。最後に[プロジェクトに追加]をクリックします。 

注: 個々のユーザー権限は、赤いゴミ箱アイコンをクリックして取り消すこともできます。 

3. ユーザーグループに権限を付与する 

権限(リスティング)ページまたは権限(ユーザーグループ)ページからユーザーグループに権限を付与できます。 

ユーザーグループに権限を付与するには、「Add User Group Permissions」のドロップダウンから[権限設定をしたいグループ]を選択します。次に、「権限」のドロップダウンでアクセスレベルを設定します。プロジェクトに新しい実験を追加する権限も付与する場合は、[実験の追加]のチェックボックスをオンにします。最後に、[追加]をクリックします。 

子プロジェクトの権限 

Uncountable では、子プロジェクトは作成時に親プロジェクトから権限を継承します。つまり、親プロジェクトへのアクセス権を持つすべてのユーザーは、新しい子プロジェクトに対して同じレベルのアクセス権を自動的に持つことになります。 

ただし、子プロジェクトが作成されると、親プロジェクトの権限に加えられた変更は子プロジェクトに引き継がれません。これにより、プロジェクトリーダーはプロジェクトごとに個別にアクセスをカスタマイズでき、特定のプロジェクトを表示または編集できるユーザーを柔軟に制御できます。 

新しい子プロジェクトを作成するには、特定レベルのアクセス (書き込みまたは読み取り) も必要です。このアクセスレベルも「プロジェクト情報を編集」 モーダル内で設定されます。 

プロジェクトのリード 

プロジェクトのリードは、プロジェクトのアクセス権限を制御し、プロジェクトデータにアクセスし編集できるユーザーを管理することができます。プロジェクトのリードは、プロジェクトを最初に作成したユーザーに既定で設定されます。ただし、所有権は「書き込み」アクセス権を持つ任意のユーザーに変更できます。 

プロジェクトのリードを変更するには、次の手順に従います。 

1. プロジェクト情報へのアクセス  

「プロジェクト情報を編集」 モーダルに移動します。これは、「材料ファミリ」ページまたは「プロジェクト ダッシュボード」から実行できます。「材料ファミリ」ページで、プロジェクトに関連付けられている歯車アイコンをクリックし、[プロジェクト情報を編集]を選択します。 

プロジェクトダッシュボードで、ページの右上隅にある歯車アイコンをクリックします。 

2. 新しいプロジェクトのリードを選択  

「プロジェクト情報を編集」モーダルから、そのプロジェクトに対するアクセス権限「書き込み」を持つすべてのユーザーを表示するドロップダウンメニューから、新しいリードを選択します。選択が完了したら、[変更を送信]をクリックします。 

Updated on November 6, 2024

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