[処方]ページには4つのタブがあります。
– Primary:最も使用頻度の高い機能があります。
– Active Experiment:レシピの編集機能があります。
– Display:処方ページに表示するデータを追加できます。
– …(その他):あまり使用しないオプションやカスタムオプションがあります。
一部のボタンは、複数のタブあるいはすべてのタブに表示され、必要な操作をすぐに行えます。ツールバーの変更やカスタマイズが必要な場合は、Uncountableの担当アカウントマネージャーにお問い合わせください。
「Primary」タブ:
1. 処方を編集する:処方を定義します。原料の追加や工程条件の適用などを行います。そのほかに、実験ワークフローの定義、原料の計算列の追加(「g」を「mL」や「mol」に変換する、%計算をするなど)が行えます。
2.アウトプットを編集する:「処方」ビューから「アウトプット編集」ビューに切り替えます。「アウトプット編集」ビューでは、すべてのアウトプット/テスト結果と条件パラメータを記録できます。
3.処方+アウトプットの比較:処方と、アウトプット/テスト結果とを比較します。比較ページでは、不要な行を非表示にして、処方全体の表示をコンパクトにできます。
4.データビジュアライズ:[ビジュアライズ]ページが表示されます。ビューで選択した実験の絞り込みができます。例えば、「Test Experiment 1」のみをビジュアライズビューに表示するといったことができます。この機能で、解析したい実験の絞り込みを簡単に行えます。
5.+ リクエスト:処方の作成を完了したら、他のページに切り替えずに技術者へのラボリクエストを作成して送信できます。
6.計算:設定済みのインプット値計算を、処方の横に計算列として追加します。例えば、処方を部数で作成し、各原料の割合を確認したい場合は、このボタンで割合計算を追加できます。
7.ロット:[ロットを表示]と[Show Lots for All Recipes]の2つのオプションがあります。それぞれ、選択した処方、実験、式で使用する原料のロット番号を選択できる「ロット」列、またはビューのすべての処方に「ロット」列を追加できます。
8.ラベル:設定済みのラベルを選択してダウンロードします(カスタマイズラベルの設定については、Uncountableの担当アカウントマネージャーにお問い合わせください)。
9.整理:処方ページを整理する方法を選択できます。(1)空白の原料/パラメーターをクリア:追加した原料または工程条件を使用しない場合に、そうしたセルをこのオプションで一括して削除することができます。(2)並び替え&整理オプション:原料と工程条件を、好みの順番に並べ替えます。デフォルトでは、すべての原料がアルファベット順に表示されています。ここで変更した順番は、処方またはプロジェクト全体に適用されます。(3)ステップの順序変更:選択した処方に対して、ワークフローステップの順序を変更できます。
10. 実験グループに追加:複数の実験を1つのグループにまとめます。グループはダッシュボードビュー([実験のリスト]ビュー)で確認できます。プロジェクトを別に作成しなくても、同様の実験を1つの「単位」にまとめることができます。
11. エクスポート:表示されているすべての処方をExcel形式でダウンロードします。形式をカスタマイズしたい場合は、Uncountableの担当アカウントマネージャーにお問い合わせください。
12. ワークフローを変更:選択した処方のワークフローを確認または変更できます。
13. 関連のある実験:実験(ポリマー処方など)を新しい実験(接着剤でポリマーを使用など)のコンポーネントとして使用する場合、表示されているすべての処方の関係を確認できます。
14. ロック:選択した実験をロックすると、自分も他のユーザーもこの処方を編集できなくなります。
15. 実験をコピー:選択した実験を、すべての原料と工程条件も一緒にコピーします。コピーした実験は、コピー元の実験の横に表示されます。
16. 削除:実験を削除するには、このボタンをクリックして、表示されるウィンドウで「削除」と入力します。
17. 新規実験で使用:選択した実験を、コンポーネントとして新しい実験に追加します(例:選択した実験であるポリマーを、新しい実験である接着剤に追加する)
18. Get COA(分析証明書):テスト結果とスペックを記載したWord形式の文書をダウンロードします。
「Active Experiment」タブ:
19. 行まとめて値を入力:原料の組み合わせに基づいて複数の実験を作成します。目的の原料と量、実験を選択すると自動で生成されます。
20. 他のプロジェクトに追加:選択したすべての実験を別のプロジェクトフォルダに、処方ページから直接追加します。コピーが作成されるのではなく、すべての実験が別のプロジェクトに移動、あるいは別のプロジェクト内にリンクが作成されます。後者の場合、一方のプロジェクトで実験を変更すると、もう片方の実験も自動的に変更されます。
21. 実験にインポート:新しい実験を最初から作るのではなく、作成済みの実験をワークフローも一緒にインポートすることができます。
22. 減量在庫:値が入力されている原料が処方に追加された場合に、処方ページから直接原料の在庫量を変更します。また、バーコードシステムを使用してロットと在庫の場所を自動的に特定することもできます。
23. 共有:ユーザーまたはユーザーグループを追加して、他の人と実験を共有します。また、権限も設定できます(Read onlyまたはWrite Inputs)。
24. 監査ログ:すべてのユーザーの操作履歴を表示します。複数のユーザーがこの実験で作業している場合、何が変更されたかを確認する場合にこの監査ログが便利です。また、監査ログをサイドパネルに追加することもできます。
25. Chain of custody:処方に関する時系列の文書を作成して署名します。
「Display」タブ:
26. ルーラー:単位の変換、丸め処理&フォーマットの設定ができます。単位変換ルールは独自に設定できます。
27. 属性:表示したい属性を選択します。選択した属性は、処方の原料の横に列として追加されます。
28. Lot Metadata:ロットが選択されていて、処方の原料に追加されている場合、ロットの情報(サプライヤーや価格など)を列として追加できます。
29. 制約条件:その処方での原料の使用量に制約条件を設定している場合、量を調整できる制約条件列を追加できます。
30. 計算:設定済みのインプット値計算を、処方の横に列として追加します。
31. 実験 メタデータ:処方の上側に、実験の情報(作成日など)を表示します。
32. 展開された原料:原料リストを表示します。処方で使用されている実際の量が表示されます。
33. カテゴリ:原料のカテゴリを、原料の左側に列として表示します(ポリマー(カテゴリ)、ポリマー1、2、3(原料)など)。
34. Step controls:混合順序のワークフローを使用している場合、この機能で、原料や工程条件などの1つの混合ステップ内の個々のステップの順序を変更できます。
35. 予測:Uncountableの高度機能(設計ツール)へのアクセス権がある場合、予測フィールドを選択した処方の下に追加できます。作成済みのいずれかのモデルを選択してください。
36. 強調セルを表示:いくつかの異なるコンポーネントを含む複数の処方がビュー内にある場合、このボタンをクリックすると変更のあるコンポーネントがデフォルトで太字になります。どのコンポーネントが処方に影響を与えるかを簡単に確認でき、便利です。
37. ベースライン処方を設定:選択した処方をベースライン処方とし、選択した処方と比較します。ベースライン処方と異なる値はすべて太字で表示されます。
「…」(その他の機能)タブ:
38. 実際の値:選択した処方の生産に使用される原料または工程条件の実際の値を表示します。これらの値は、右側に列として、理論値の横に追加されます。
39. 実験 ワークフロー:右側のサイドバーで、ワークフローを直接編集します。
40. Show Notebook Side Panel:サイドバーとしてノートを表示し、ページを切り替えずに処方にメモを追加できます。
41. % Scale Recipe:選択した処方を、同じまたは異なる数量ベースですばやくスケール変更できます。たとえば、処方全体のスケールを50%または200%に変更するといったことが可能です。
42. Project Constraints Highlighting:原料の値が、このプロジェクトに関連する制約条件のセットに従って、緑または赤で自動的に強調表示されます。
43. Select Input Rows:インプットの横に表示されるチェックボックスで、複数のインプット(原料、工程条件)を削除します。選択したインプットに基づいてインプット計算を作成することもできます。
44. Audit Log Sidepanel: 監査ログを、変更履歴と共に処方の右側に追加します。
45. 検索バー:すべてのタブで使用できます。ボタンの名前が分かっていれば、ここで検索することですぐに見つけられます。
46.お気に入りを設定:表示されるボタンの中から頻繁に使用するものを選択して独自のタブを作ることができます